今日はDogtopia横浜青葉の保育園サービスについて書かせていただきます。
実際に保育園コースをご利用頂いているはんべえさん(1歳)の実例を交えながら紹介します。
まず、入園前のカウンセリングでは、ワンちゃんと飼い主様との生活スタイル、ワンちゃんの苦手な部分、飼い主様のご要望を聞いて、保育園での目標を設定します。
この目標に合わせたプログラムを個別に作成、各々の目標に合わせたプログラムを個別に対応していきます。
はんべえさんの目標は、ズバリ「散歩に行けること!」でした。
1歳になるまでをブリーダーさんのところで過ごしたはんべえさんは、あまり外の環境に触れる機会が少なく、散歩が苦手でした。
初めてDogtopiaに来た時のはんべえさん、
全てのことが初めてで、少し怯えて震えていたことが印象的でした。
しかし、ブリーダーさんのところにいた期間が長かっただけあって、ワンちゃんとの接触はとても上手でした。まだ顔の表情が硬いです。
ハーネス=散歩という概念から、ハーネスを見ると怖がっていました。
慣れることを目的にPlayroomではハーネスを着用した状態で頑張りました。
徐々に外の環境に慣れるということで、まずは敷地内の駐車場を歩く練習を何回か繰り返しました。
敷地外では、少しでもリラックスして歩けるようにPlayroomで一緒に仲良く遊んでいたパルちゃんと一緒に散歩に行って、敷地外を初めて歩いたことを記憶しています。
当時はまだ止まる時間も長かったです。
しかし、はんべえさんが散歩を好きになるには、それほど長い時間はかかりませんでした。
はんべえさんのペースで過負荷にならないボリュームで徐々に範囲を広げて行くことにより、今では、散歩が大好きなはんべえさんになりました。ハーネスに自分から顔を入れてくるようにもなりました。
ワンちゃんが苦手な他の保育園生の誘導役も上手にこなします。
顔も自信に溢れて、とてもいい表情です。
次はブラッシングの練習です。(現在進行中)
はんべえさんも生涯にわたってブラッシングが必要な犬種です。
飼い主様とお互いにストレスがなく、落ち着いてブラッシングができる練習をしています。
初めはブラッシングがあまり好きではない様子でした。その場から逃げたい、避けている感があります。
これでは、お互いに無理が生じ、ブラッシング自体がストレスとなってしまいます。
少しずつですが、今では横になった状態でブラッシングをしています。
リラックスもできており、時折寝落ちしてしまうこともあります。
続いてはクレートに入る練習です。(現在進行中)
災害を想定してクレートに入れるワンちゃんは多くなりました。実際、区役所の担当者からもクレートに入れる必要性についてはよく聞かされます。
はんべえさん、クレートに入ることを執拗に嫌がります。入るととても震えています。恐らく、何かしらの苦い経験があったことが想像できます。
まずは、カバーを外した状態からスタートしました。
少しずつ負担を考慮しながら、スローペースで進めています。
今では、屋根カバーを付けれるところまで行きました。
今後、扉を付けて一定期間落ち着いている練習を行いたいと考えています。
これだけの短期間ではんべえさんの成長が見られたのは、はんべえさんの得意分野をうまく引き出せたことだと思います。
経験がない➡自信がない➡怖いという流れから、
得意分野の引き出し➡経験がある、出来る➡自信がつく➡怖くないという流れに変えてあげることにより、今までできなかった、不得意だったことをクリアーすることができます。
はんべえさんの得意分野は、ズバリ「犬に慣れていること」です。ブリーダーさんのところでたくさんのワンちゃんに囲まれて育っているだけあって、初対面でもうまく接することができ、気づくと輪の中心にいることが多かったです。
大きめのワンちゃんとも抵抗なく自然に接触ができていました。
今では、犬見知りのワンちゃんにもとても柔軟に対応できています。
この自信をうまく社会化に結び付けることができたことがはんべえさんの大きな成果です。
まだまだ進行中の課題、これから出てくる新しい課題に向けて成長中のはんべえさん、Dogtopia横浜青葉で充実した日々を送っています。
※この度、子犬の社会化をメインとした『子犬の育て方ガイドマップ』というサイトを開設いたしました。
是非、この機会にこちらも合わせてご覧ください。
URLhttps://koinu-guide.com/